今年度で卒室・退室を迎える子どもたち、
4月にはそれぞれに進級を迎える子どもたちを囲んで
ささやかなお祝いの会を開きました。
たんぽぽに入りたての頃、大きなランドセルを背負った後ろ姿を
不安な思いで送り出したことを思い返しながら、
たった数年の間に大きくたくましく成長した子どもたちと、
親のいない間にもいつも変わらず温かく「おかえり」と迎え入れてくださった
指導員さんたちの存在のありがたさに、
本当に、たんぽぽにつながることができてよかったと実感するひとときでした。
帰宅後はそれぞれに、
子どもたち自身の手で染めた「折り染め(おりぞめ)」の表紙をつけてもらった
文集をめくりました。指導員さんと、写真編集に協力頂いた親御さんの力作です。
もうすぐ、母の背を追い抜きそうなわが子。
まだまだ、声をかけなければ動かない!と、叱ってばかりの毎日ですが、
たんぽぽという集団生活の中で、たくさんのお友だちと関わり合い、
いいところを見つけて気付かせてくれる指導員さんや
他のお父さん、お母さんのおかげで
日々の生活の中で好きなことを見つけて取り組み、
自分の強み、楽しみを増やしてきたわが子の姿を文集の中に見つけました。
子どもは社会の中で育つ、というのは本当のようです。
学校以外の長い時間、親が仕事で関わってやれない時間を
安心して過ごせる居場所を見つけることは、大事なことですね。
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